渋谷Orfeで個室のセット密着リンパ体験

夜が明けても、まだ朝でも空いている店は貴重だ。Orfe(オルフェ)は年中無休の二十四時間営業。ハチ公前ルームは円山町、MEGAドンキ別館付近から徒歩五分。道玄坂ルーム、神泉、センター街側にも部屋があるので、その日の動線に合わせやすい。到着直前に場所を案内される完全個室のワンルーム。都会の喧騒を一枚隔てた静けさがある。まずシャワーを済ませてから待つ。

扉が開いた瞬間の印象がよかった。見た目重視で採用しているとうたうだけあって、整った顔立ちの日本人セラピスト。明るくて話しやすく、品のいい女性でここまで完璧なスタイルの子は珍しいかも。下手なアイドルより遥かに可愛いくマジで良かったです。

コースはわかりやすい。スタンダードは六十分一万三千円、七十分一万四千円、九十分一万八千円、百二十が二万三千円前後。うつ伏せがつらい人向けに、仰向けメインのコースもある。七十分一万七千円、九十分二万四千円。セットの九十分二万二千円は、スタンダードに衣装三千円分、追加のディープリンパ、極液、オイル増量がまとめて入る。ばらで足すより三千円分得、という説明だった。今回はセットの九十分を選んだ。割引との併用はできない枠なので、最初から中身を厚くする方がわかりやすい。

うつ伏せから始まる。オイルの量が多い。背中に熱が広がり、手が滑る音だけが部屋に残る。オールハンドなので、機械の振動はない。肩甲骨まわりを丁寧にほぐし、僧帽筋を親指でじんわり押していく。力任せではなく、体重を乗せて流す。デスクワークで固まった首が、数分で落ちていく。ストレッチが混ざり、関節まで動く感覚がした。足裏からふくらはぎ、太もも裏へとリンパがつながり、呼吸が自然と深くなる。

衣装が変わると空気が少し甘くなる。動きのたびに距離が近く感じるラインで、視覚の楽しさが一段上がる。密着は常時べったりというより、必要なところで体温が伝わる距離。腕の内側、脇腹、腰の側面をオイルで撫でていく。会話は仕事の話や駅の混み具合など軽い雑談なのに、指先の圧と視線が重なると心拍が上がる。明るさと一生懸命さが先に来るので、初めてでも場が固くならない。

セットに入っているディープリンパと極液が、後半の密度を変える。仰向けに返り、内ももから鼠径部寄りの流れを何度も往復する。キワを意識した圧で、リンパが動く感覚がはっきりする。カエル足のように膝を開いた体勢、四つん這いに近い姿勢から背面と側面を同時に流される時間。得意にしている担当もいて、体勢の切り替えが滑らかだった。浅く撫でるだけでなく、指の腹で奥まで届ける。腰から太ももまで一本でつながっている感じがした。

オイル増量の効果は、滑りの長さに出る。途中で乾いて止まらない。デコルテまわりを流されるとき、視線のやり場に迷う。それでも施術の軸はほぐしのままなので、急に場が崩れる感じはない。ヘッドまわりも丁寧で、こめかみから後頭部、首筋まで指圧が混ざる。目の奥の疲れが取れていく。終盤は近距離のまま肩と胸まわりをゆっくり流される。会話は少なめになり、吐息とオイルの音だけが残る。

終わったあとの体は、肩が本当に軽い。むくみが取れた感じもあり、ドンキ方面まで歩く足取りが変わった。よかった点は、二十四時間空いていること、部屋が複数あること、セットで衣装とリンパとオイルが増えること、セラピストが明るく話しやすいこと、オールハンドであること、受付が親切なこと。七十分のスタンダードでも流れはつかめるが、衣装後とディープリンパをゆっくり味わうならセットの九十分が合う。

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