東京セレブ美魔女倶楽部は原宿・表参道・青山・神泉にもルームがあり、ホテルへの出張もできる。駅を選んで動けるのが便利だった。営業は朝から翌五時、六時前後まで。受付が長いので、仕事終わりでも午前の空きでも入りやすい。都会の喧騒を一枚隔てたスタイリッシュな部屋。シャワーを済ませてから待つ。
店の顔は、年齢を感じさせない品と美貌だ。港区で暮らすような洗練、内面まで磨き上げたセレブリティな女性を厳選している、という説明が先に来る。二十代中心の店とは空気が違う。扉が開いた瞬間、声のトーンが低くて聞き取りやすい。会話がすぐ噛み合う。落ち着きと艶が同時に来る感じがした。初めてでも場が固くならない。
コースは二段ある。セレブスペシャルティが九十分二万五千円から二万八千円前後、百二十が三万五千円から三万八千円前後。上の枠のダイヤモンドは九十分四万円、百二十が五万円。新規のお試し六十分が万円台前半で出ている日もある。延長三十分は高め。写真指名も本指名も三千円。出張費が別にかかる。今回は渋谷ルームでスペシャルティの九十分を選んだ。まずはこの枠で密度を確かめるのがわかりやすい。支払い方法は予約時に確認した。
うつ伏せから始まる。オイルの質がよく、熱が背中に広がる。肩甲骨まわりを丁寧にほぐし、僧帽筋を親指でじんわり押していく。力任せではなく、体重を乗せて流す。デスクワークで固まった首が、数分で落ちていく。ストレッチが混ざり、関節まで動く感覚がした。足裏からふくらはぎ、太もも裏へとリンパがつながり、呼吸が自然と深くなる。ヘッドも丁寧で、こめかみから後頭部、首筋まで指圧が混ざる。目の奥の疲れが取れていく。
中盤で距離が近くなる。大人の色気は、派手さより間の取り方に出る。腕の内側、脇腹、腰の側面をオイルで撫でていく。密着は常時べったりというより、必要なところで体温が伝わる距離。衣装が変わる担当もいて、動きのたびに視線が集まる。会話は仕事の話や街の混み具合など軽い雑談なのに、指先の圧と視線が重なると心拍が上がる。褒め方が自然で、沈黙も心地よい。ミセスの誘惑、美魔女の祭壇、という言葉が店にあるだけあって、落ち着いた艶が先に来る。声には出せませんが、声が出そうなほどもだえてもの凄いエロいムードが満載でこちらが恥ずかしくなってしまうほどでした。
仰向けに返り、内ももから鼠径部寄りの流れを何度も往復する。キワを意識した圧で、リンパが動く感覚がはっきりする。カエル足のように膝を開いた体勢、太ももで包まれる角度、四つん這いに近い姿勢から背面と側面を同時に流される時間。浅く撫でるだけでなく、指の腹で奥まで届ける。腰から太ももまで一本でつながっている感じがした。デコルテまわりを流されるとき、視線のやり場に迷う。それでも施術の軸はほぐしのままなので、急に場が崩れる感じはない。
終盤は近距離のまま肩と胸まわりをゆっくり流される。会話は少なめになり、吐息とオイルの音だけが残る。終わったあとの体は、肩が本当に軽い。むくみが取れた感じもあり、宇田川町から駅まで歩く足取りが変わった。よかった点は、渋谷・原宿・表参道・青山・神泉と駅が複数あること、出張も選べること、セラピストの品と会話の落ち着き、オイルからリンパまで一連でつながること、朝から深夜まで空いていること。六十分のお試しでも流れはつかめるが、鼠径部寄りのリンパと近い距離をゆっくり味わうなら九十分以上が合う。百二十まで延ばすと、うつ伏せの本格ほぐしと仰向けの展開に余裕が出る。
二十代のフレッシュさより、落ち着いた色気とほぐしの技術を同時に欲しい人向きだ。価格は渋谷の中でも上の部類なので、見た目とおもてなしの基準を重視する人に合う。人気枠は埋まりやすい。次は神泉か表参道ルームで、もう少し早い時間帯に予約したい。個室で大人の密着に包まれる夜は、セレブという説明以上に密度があった。

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